うどんという名の通り、茹でたうどんに熱湯をはり、刻みネギや蒲鉾をのせた後に、好みの量のごまだしを溶いていただきます。何とも言えない風味と味が、我が街のソウルフードなのです。
子供の頃には、街の中に何件か品書きに列ねている食堂がありましたが、それ以前は家庭毎にごまだしを作っていたようです。
15年程前から、一村一品運動の一環か、地元の女性集団が無添加のごまだしを復活させ、徐々に市内の様々な飲食店や鮮魚店が独自の工夫をして、商品化しています。
今では、街の中に何件も提供するお店が復活して来ました。
派手な味ではないので目立ちませんが、糀と同じく身体に優しい調味料です。
こちらは歴史ある天草食堂のごまだしうどん
その味は、生産者によって随分違います。僕の好みは「つね三」です。昼はごまだしうどんと絶品の鯵寿司をいただけます。
夜は豊後水道の新鮮な地魚料理が、良心的な料金で楽しめます。
我が街出身の、日展無鑑査の画家となった故・菅一郎画伯が、約60年前に落成した旧市役所の議会部分に象徴として描いた鬼面の焼き物です。
以前は4階部分にあったので遠くから眺めるだけでしたが、今は新しい市役所の入り口前に飾られています。近くで見ると迫力満点ですよ。いたずらされないといいけど。
0 件のコメント:
コメントを投稿