2017年3月31日金曜日

佐伯春まつり(前日)

佐伯に戻って丸4ヶ月が経過しました。
42年振りに佐伯の冬を体験し、春本番を迎えようとしています。


4月1日、2日の二日間、佐伯春まつりが開催されます。

今日は、会場近くの春を探しに行ってきました。


各所に交通規制の案内などが掲示されています。
文化会館下の駐車場には、テント村が準備されています。


文化会館下の桜はこんな感じです。
満開になるのは入学式の頃でしょうか。


佐伯小学校校門脇の桜は、根っこ近くに数輪咲いていました。


武家屋敷通りの桜です。


旧山中亭の奥に咲いていた野の花です。


同じ場所に「御衣黃」という桜が咲いていました。


臼坪の裏側の山には山桜がみえます。

2017年3月30日木曜日

向島(ほうじま)

市内中心部、大手前から広小路に向かって幹線道路を渡った辺りから、船頭町にかけて中川までの地域が「向島」(ほうじま)です。


城下からは外れた区域にあたり、江戸時代は武家の二男、三男など本家を継げない身分の人たちが移り住んだといわれています。

ここの地域には、最近では見られないような木造の建物が沢山見られます。
どのお宅も恐らく昭和20年代後半から30年代初頭に建てられたものだと思われます。

東京の谷根千(谷中、根津、千駄ヶ谷)辺りにだったら、お洒落なカフェやブティックに改装して活用できるんでしょうけれど。






このアパートは既に取り壊されています。

 

 所々で解体が進んでいます。

2017年3月29日水曜日

櫓門(三の丸)と文化会館

佐伯市民のシンボル、国木田独歩が愛した城山。山頂に鶴谷城の石垣が残っています。


かなり寂しい感じですが、天守の跡も残っています。


市内がこんな風に見えます。
中央の橋は、新佐伯大橋です。
手前右側が佐伯市歴史資料館で、入館者が少なくて悲鳴を上げています。
左側は佐伯市勤労者総合福祉センター「三余館」です。
勤労者になっていないので、入ったことがありません。


城山の登り口にあるのが、櫓門です。380年ほど前に立てられたものです。



後ろに聳えているのが、築50年になろうかという「佐伯文化会館」です。
竣工当時は白亜の建造物でしたが、現在は化粧直しをした上に老朽化で「ヨレヨレ」です。


近くで見るとこの通りの汚れ具合です。
先日、市長候補に名乗りを上げている「田中利明」さんの決起集会があったので、大ホールに入ることができたのですが、中も同様にヨレヨレでした。
内部の設備は、開館以来更新していないと思われます。



文化会館が建っている場所は「三の丸」と呼ばれ、ここには三の丸御殿という毛利の殿様が普段暮らすお屋敷がありました。
しかし、文化会館建設のために住吉神社の隣に減築移転されてしまいました。
立派な文化財を移転させてまでここに施設を作る必要があったのか疑問が残ります。
しかも、毛利家に土地賃借料を払い続けているのです。




2017年3月28日火曜日

ソウミ山の林道

昨日の須平から南に向かって歩きました。
日豊本線沿いに歩いて江良地区を抜け、左側へ。
大笠という集落を抜けて山に向かいます。もちろん、未体験ゾーンです。

レンゲが少し寂しく咲いている田圃に出会いました。



飼い犬に吠えられながら歩くと、やがて道の脇に渓流が出現しました。


どんどん険しくなっていきます。


が、この流れは中々素敵です。


山神の祠です。
川は右側なので、そのまま進みます。



この辺りもまた、岩盤の上に成り立っているのでしょうね。

 
途中にあった林道に繋がる天狗橋です。



2017年3月27日月曜日

樫野から須平(弥生町)へ

旧佐伯市の一番弥生町に近いところに「樫野」という集落があります。
以前高城トンネルを徒歩で自転車を押して通って、恐ろしい思いをした出口側です。

中学校の時は、樫野が校区に入っていたので、同級生が何人か住んでいるはずです。
今山姓が多い集落で、大工さんや左官屋さんが沢山いました。
私の住んでいる家も、酒飲みの棟梁が建てたものです。既に亡くなってしまいましたが。
朝バイクの荷台に道具箱を積んでやってきて、仕事が終わると親父と日本酒を酌み交わしてバイクで帰っていく……紛れのない飲酒運転でしたが、おおらかな時代だったですね。


樫野橋の辺りが、番匠川河口から8㎞のようです。

先日訪れた「高畠」同様、ここも浸水したようです。
樫野は高畠の上流に当たります。

坂を登って行くといすゞ117クーペの姿が……。
角形4灯ヘッドライトは最終型だと思われます。
レストアでもするつもりなのでしょうか。至る所が錆び付いて、修復は大変でしょうけど。


樫野のメインストリートを歩き続けると「高城山」の登山口に出ます。


そのまま細い坂道を歩き続けると、いきなり圏外になってラジコが聴けなくなりました。


10分ほど歩くと下り坂になって、集落に出ました。
旧弥生町の須平というところです。ここも生まれて初めて訪れました。


この道を進むと日豊本線の踏切に出ます。


2017年3月26日日曜日

久し振りに長瀬を歩きました

今日は朝から晴れたので、近場を歩いてきました。

まずは、いつもカワセミを見に訪れる水門の辺りへ。

2月1日解禁になった白魚漁も終わりを迎えたようです。


最近はめっきりレンゲを見なくなりましたが、長瀬の田お越しをしていない田んぼには少しだけレンゲが咲いていました。



ゼンマイも芽を出していました。

野草も咲き始めました。

白梅もまだ残っています。

稲垣橋からふと番匠の浅瀬を見ると、稚魚の群が見えました。
魚種は分かりません。

第一堰の上流には糸と白いテープが張られています。


遡上鮎を保護する目的のようですが、12月にも張っていました。