2017年1月16日月曜日

鷹鳥屋神社(2)

新年2日に訪れた、旧宇目町の山奥にある鷹鳥屋神社。
その厳しく、自然に包まれた立地環境に心を奪われたのですが、実は他にも語るべきことがあります。
一般的には、神社には一対の狛犬が社殿の前面に配置されています。
ところが、ここ鷹鳥屋神社は鷹の石像(狛鷹とでも呼ぶのでしょうか)が一対置かれています。
その由来は定かではありませんが、平家の落人伝説がある地域です。
壇ノ浦から源氏の追手を振り切って、大分県南部から宮崎県北部のリアス式海岸部に逃げ落ち、更に安住の地を求めて山奥を目指したと考えられます。
延岡市北浦辺りが直線距離では一番近いのですが、それでも20㎞以上あります。
もちろん、途中には5~700m級の山が幾重にも立ちはだかっている上に道もないわけですから、何年かかってどうやって辿り着いたのか、想像を絶するものがあります。









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