佐伯鶴城の偉大な先輩方（2）／佐伯隧道

昨年野球殿堂入りした「山中正竹」さんも佐伯鶴城の先輩です。
プロ野球選手にはなったことがないにも拘わらず殿堂入りしたのですから、後輩の私としてもおおいに誇りに思います。
法政大学時代に記録した、６大学リーグ通算４８勝という金字塔は、怪物と言われた江川卓でも破ることができませんでした。
ご本人曰く「大学で燃え尽きた。プロに行ってもいい成績が残せるとは思えんやった」。実業団に進み、選手→監督、法政大学やオリンピック の監督等々、日本の野球界に多大な貢献をされたことが評価されたようです。
高校時代は、九州大会で優勝し、甲子園確実という前評判だったにも拘わらず、中九州大会決勝で守備の失策が出て出場を逃しました。

★佐伯鶴城のすぐ傍にある「鎌田整骨院」に行ったら、待合室が人で溢れていたので、そのまま歩きに出掛けました。
佐伯駅から坂の浦に抜ける佐伯隧道を通って、海岸線を行きます。昔は海崎・浅海井方面に行くにはこの道しかなかったのですが、今は佐伯トンネルと八坂トンネルがあるので、殆ど通行車両がありません。

JR佐伯駅

佐伯隧道という石版は右書きです。ずいぶん年代物のトンネルのようです。出入り口付近はリニューアルしていますが、中は堀跡がコーティングされているものの、岩肌の形状がわかります。

この辺りは造船所が立ち並んでいます。
ふと海岸を見下ろすと、錨が……どういう経緯でここにあるのかわかりません。

この木材の山は、おそらく海上を漂流していたものを引き上げて集積していると思われます。

 やっぱり私は浦島太郎です。